2013年11月18日月曜日

関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺の現場をめぐるフィールドワーク(11月24日・日曜日)

Field Work



関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺の現場をめぐる
フィールドワーク(11月24日・日曜日)

「知らせ隊+藤田五郎(連絡会)企画」

逆井橋。1923年9月12日未明、
中国人活動家・王希天がここで軍によって殺害された。
今年は関東大震災から90年に当たります。当時、多くの朝鮮人、中国人が流言によって殺されました。私たちの住む東京がすでに最悪のヘイトクライム(差別犯罪)を経験していることを心に刻んでおくため、虐殺の現場に足を運び、犠牲者を追悼するフィールドワークを行ないます。

 この企画は、新大久保での在特会などへの抗議運動のなかでの「知らせる」行動とともに関東大震災の史実を伝えるブログ「9月、東京の路上で」を展開してきたグループ「民族差別への抗議行動・知らせ隊」と、山谷で長く支援活動を続け、東京東部圏での反差別運動にもかかわってきた藤田五郎(差別・排外主義に反対する連絡会)が、共同で呼びかけるものです(そのため、連絡会のブログをお借りして告知しています)。

 90年前の虐殺の現場と言っても、追悼碑を除けばそれを想起させるものが残っているわけではありません。それでも、自分で足を運び、そこに見える風景を目に映すとき、活字で読むのとは違う思いが心に浮かぶことでしょう。

 両国を始点に、6ヶ所の現場に足を運ぶ予定です。1日がかりですが、ぜひ参加していただければ幸いです。

◆実施日
11月24日(日)。午前10時から午後4時半。

◆集合場所
JR両国駅西口改札前に午前10時集合。
遅れる方は横網町公園(両国駅から徒歩10分)に直接お越しください。11時半までは公園にいます。

◆ルート
横網町公園にある「朝鮮人犠牲者追悼碑」で手を合わせた後、亀戸署跡や大島の中国人虐殺の現場を回り、最後に京成線八広駅近くの旧四ツ木橋の朝鮮人虐殺の現場と、「韓国・朝鮮人殉難者追悼之碑」を訪れて終了です。終了は午後4時半ごろを予定しています。その後、交流会も予定していますので、ご希望の方はご参加ください。

◆経費
電車やバスを多用します。交通費が約1000円ほどかかります。

◆注意
一度に20分以上歩くことはありませんが、それでも合計で1時間程度は歩くことになります。また、外にいる時間が多いので、暖かい服装を心がけていただければと思います。体調をお考えの上、参加をご判断ください。

◆追悼碑の掃除
横網町公園では慰霊碑を軽く掃除します。

◆追悼
追悼碑にそなえる花と線香は横網町公園でまとめて購入します。

◆昼食
時間がないので、横網町公園で早めの昼食をかんたんにすませることになります。おにぎりとお茶などをまとめて買って皆で食べることになると思います。しきものや、皆でつつけるものなど差し入れてくださるのはもちろん大歓迎です!

◆雨天
外での行動が多いので、雨天時は中止します。雨の予報が出た場合は、前日までにこの告知文に「中止」のお知らせをします。

以上です。何卒よろしくご参加ください。

呼びかけ
民族差別への抗議行動・知らせ隊 + 藤田五郎(差別・排外主義に反対する連絡会)

問合せ先
民族差別への抗議行動・知らせ隊
sirasetai5595■yahoo.co.jp
(■は @ に置き換えてください)

<参考>
関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺の現場を40本の文章で描写した知らせ隊のブログはこちら。
「9月、東京の路上で」
http://tokyo1923-2013.blogspot.jp/2013_09_01_archive.html