川原 栄一さん (のりこえねっと) 堀 純さん (部落解放同盟練馬支部) 新 孝一さん (反天皇制運動連絡会) 藤田 裕喜さん (「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会) 武市 一成さん (國學院大学講師。多文化交流、国際交流) 差別・排外主義に反対する連絡会 |
来る第4回は、「拡がるレイシズムとヘイト ~どう闘うのか~」と題して、前回の課題を継続するとともに、この課題に取り組んできた各々の実践を通じて見えてきたもの、困難さ、連帯・共闘の展望などを、意見交換できればと考えています。
この間、フランスで起きたテロ事件を契機に、欧州各地でイスラム教徒の移民2世、3世への差別・排斥が強まっています。そして日本においては「イスラム国」による日本人人質殺害事件をめぐって、安倍政権は2人を見殺しにした責任を問われることなく、「テロに屈しない」と挙国一致の空気が蔓延、批判の声に対しては圧力、バッシングが吹き荒れている状況です。
こうした中で、勢いづく安倍政権は<戦後レジームからの脱却>=<改憲と戦争のできる国>へと突き進んでいます。今年はまた、戦後70年、日韓条約50年という歴史的節目の年であり、新たな「談話」も予定されるなかで、レイシスト―排外主義者らが活気づく可能性が高まっています。私たちは、この事態から何を洞察し、どう行動するのかが問われています。
討論集会を通して、ともに社会的包囲網の形成に向けての一歩を。多くのご参加をお待ちしています。